2017年12月10日日曜日

資材調達に南小国町へ行きました!

 こんにちは。ぽんです。

 今日はとても寒かったですが、以前、穴井木材工場さんへ依頼していた小国杉の薄板を頂きに出かけました。
 阿蘇外輪山ミルクロードは一面の銀世界で、とてもキレイでしたが寒いのなんの。

 なぜ小国杉の薄板なのか?
 以前、ヒノキ板5mm厚とシナベニア板4mm厚を使用して木材加工のテストを行ったところ、仕上がりに大きな差が出ました。いわゆる無垢材と合板の違いですね。
 無垢材の難点としては繊維方向があるため切断する向きを検討しないと割れやすくなります。また、反りについても考えたりと、合板では気にしないことを考えないといけません。
 一方、杢目がレーザー加工で浮き彫りになったり、切断時の断面がキレイとか、永年経過で風合いが変わることを楽しんだりするので、ぽんは興味を持ちました。
 聞くところによると、有名産地の木材は独特の個性を思っていて、その個性が加工後の作品に影響します。そして作品に素晴らしい味わいを与えてくれるそうです。
 小国地域も有名産地の一つらしく、小国杉は主な品種が2種類で寒暖差が大きい地域なので、断面が明るい色合いの橙色から桃色で冬目が締まっていて、強度と杢目の美しさが特徴だそうです。

 ということで穴井木材工場さんへ伺ったところ、さすが製材所さんですね。12月なので超多忙な感じでしたが、社長さんは来訪にすぐ気付いてくださり、「商品はfebrab南小国へ預けていますので。」とのこと。(感謝)
 febrab南小国へ伺うと、鈴谷さんがいらっしゃり、なんと薄板の仕上げは鈴谷さん自ら行って下さっていました!(さらに感謝)
 小国杉独特の明るい赤色が入った杢がとてもキレイな板目材でした。
 この杢目を活かした作品作れるか、ちょっと自信ないですが、頑張りたいと思いました。

 さて、お昼には自宅へ帰る予定でしたが、ちょっと時間が早かったので、以前に木製ブラインドの端材を分けて頂けないか、相談した河津製材所さんへお伺いさせて頂きました。
 工場に着くと、ここも超忙しそうでしたが、親切な従業員さんがすぐに気づいてくださり、専務さんを呼んでくれました。
 忙しい時期に突然の来訪にも関わらず、ご対応頂き深く感謝いたします。
 以前、お電話で連絡させて頂いた時に、レーザー加工機で使用したい旨と何か端材の利用方法を考えて資源の有効利用を提案できたらとの、ぽんの個人的な考えをお話したところ、快くサンプルのご提供を引き受けていただいたのです。
 木製ブラインド用の端材を希望していたのですが、どう見ても製品用の良品を沢山頂きました!
 本当に、本当に感謝です!
 ちなみに加工機に入るサイズに切断して、自宅搬入しました。テーブルソーかバンドソー欲しいです。

 早速、穴井木材工業さんから購入させて頂いた薄板で、コースター作りました。
 まだまだな感じですが、冬目がいい感じでした。
 もちろん、売りませんよ!著作権怖いですからね!



2 件のコメント:

  1. 小国杉にレーザーマーキング、綺麗ですね。
    売り物になりそう(と、そそのかしてみる)。

    返信削除
  2. こんにちは。
    小国杉は通常の杉材より硬く粘りが強いのに、レーザー加工機では切断しやすく、木目がキレイに表れますよ〜
    まあ、まだまだ修行中なので、売れないですね〜

    返信削除